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1ヶ月と3週間ぶりの『さよらなエトランジュ』如月晴香編

以前言ってた、主人公が怪我を治すために200年間眠ってたっていう設定の、アレです。
以前プレイした辺りでずっとほったらかしにしてたので、「今日こそは終わらす!」という感じで夜中の3時まで徹夜しつつプレイしてました(^^;


そんな訳で、この作品、最後までプレイしてみると3章に分かれている事が判明。
まず第一章は、主人公・透が200年の眠りから目覚めて、研究所の外に出られる様になるまでの話で、
さらに第二章は、透が学校に通うようになり、その時代に馴染んでいく姿を描いた話。
そして第三章では、透自身の謎について迫っていく話が展開されます。
そんでもってエンディングを見るキャラは、研究所の所長・柊子の娘の晴香にしよう決め、その方向でストーリーを進めていきました。


最初、透はなんだか尖がってて素直じゃなくて、あんまし印象良くなかったんですが、
晴香の一生懸命な姿や無邪気な姿を見て、そして、
晴香の母親である柊子から、晴香の明るさの裏側にある真実を知らされていくうちに、
「晴香も自分と同じように、この世界では異邦者(エトランジュ)だったのか・・・」という事に気付き、透は次第に素直になっていくんですよね。
素直になりだした辺りの透、結構好印象です(笑)


晴香は、亡くなった陸上選手だった父親の影を追いかけていて、
さらに他人の心が読めてしまう事もあって、色々な人の期待に答えようと、
最後の陸上大会に向けてキツイ練習を繰り返します。
でも、結局オーバーワークで倒れてしまうんですよね。
そこで「頑張らなきゃ」とか「一生懸命やるから大丈夫」とかいう言葉を繰り返す晴香ですが、
その姿が痛々しくていたたまれなくなった透の
「誰のためじゃなく、自分のために楽しんでやるのが一番だと思う」という言葉によって、
晴香は「無理しなくたって、ありのままの自分でいればそれでいいんだ・・・」という事に気付き、
無事、晴香はようやく心の闇から開放され、自然体で大会に臨みます。


大会の後、絆を確かめるように手をつないで帰る二人の姿。
いいねえ・・・青春だねえ(感動)


で・・・エンディングかな?、と思ったらそうじゃありませんでした(^^;
そこから第三章に突入し、透自身の謎にストーリーは迫っていきます。
ハラハラしたり、ちょっと泣いちゃったり・・・。
でも、最後はやっぱり笑顔で 「 FIN 」 でした(^^)
まとめ方がちょっとアッサリした感じだったけど、でも、色々と考えさせられた話だったのは確かです。


う〜ん、なんだかローラ似の女の子・神坂 奈緒の方のエンディングも気になってきました。
続けてそっちも見てしまおうかな?