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『さよらなエトランジュ』プレイ日記

主人公の透は、まだ研究所から出られない状況ですね。
外の世界を夢見るRPGの勇者・・・といった所でしょうか。
郷愁の念に駆られた透は、誰も知り合いが居なく、記憶も無い自分を、どこかの国に置き去りにされて一人帰れなくなった「異邦者」と例えます。
なるほど、これで「エトランジュ」な訳か〜。
さて、この主人公、イライラしたり思い悩んだりはするものの、「自殺しよう」などと言う事を考えたりするほどヤワじゃないです。
ここら辺、好感持てます^^
言葉の端々が少々不遜なのが気になりましたが、次第に気にならなくなりました。
基本的に、透は悠久2ndの主人公や『光を…』の主人公の鮎川秀人や『NEUES -ノイエス-』の主人公のサイアス・バインとは違うイメージですね。
どちらかと言えば、『To Heart』の主人公の藤田浩之、といった感じです。
「こういう人が苦難を乗り越えて次第に優しくなっていくストーリーって、自分的にちょっとグッと来るモノがあるんだよな〜」などと少し思ってみたり。
あと、次第に晴香のおかげで前向きになっていく部分、かなり話に引き込まれてしまいました。
リハビリのために、研究所の外で晴香と鬼ごっこをする事になった透。
晴香は陸上部というだけあって、なかなか捕まえられません。
なので、透は研究所の裏へ先回りして待ち構えようと思い、窓から研究所に入ります。
後日、それを見ていた研究所のスタッフが一言。


「君達を見ていると本当にほのぼのするよ」


確かに・・・(笑)